インドの電子ビザ写真を自宅で撮るには
インドの電子ビザは、申請フォームの写真欄にファイルを上げて完了します。印刷は要りません。スマホで撮った一枚を、正方形で容量の上限に収まる形に整えるまでの手順です。
印刷は不要、必要なのは一枚のファイル
インドの電子ビザの写真は、オンライン提出用のデジタルファイルだけです。紙の写真や、複数枚を並べたシートは要りません。そのぶん、印刷の手間を省いて、一枚を丁寧に撮ることに時間を使えます。
規格の数字は次のとおりです。形は正方形で、ファイルは1000×1000px、容量は10〜300KBです。顔は、髪の一番上からあごまでを25〜35mmの範囲に収めます。背景は無地の白で、正面を向き、色の偏りや加工がない写真が条件です。規定は変わることがあり、受け付けるのは申請先なので、アップロードの前に申請サイトの最新の案内を読んでください。
- 正方形で1000×1000px
- 容量は10〜300KB
- 髪の一番上からあごまでが25〜35mm
- 無地の白い背景
- 正面向き、色付きの偏りなし、加工なし
日本の写真との考え方の違い
日本のパスポート写真は35×45mmの縦長で、紙に印刷して出します。インドの電子ビザはまったく別物で、縦長の写真を切り取って使っても、正方形にはなりません。日本用に撮った写真を流用するより、正方形を前提にして撮り直したほうが、顔の位置を整えやすくなります。
もう一点、日本の規格と違うのは、顔の長さの測り方です。髪の一番上からあごまでを測るため、ボリュームのある髪型や、結んだ髪の高さも25〜35mmに含まれます。髪が多い人は、顔が少し小さめに写るのが普通です。
白い壁と光を用意する
背景は白なので、模様やシミのない白い壁を探します。額縁、スイッチ、カーテンが頭の後ろに入らない場所を選んでください。白い壁でも、夜の電球の下では黄色く見えることがあります。できれば昼間に、窓の自然光で撮ります。
壁から一歩ぶん離れて立つと、頭や肩の影が壁に出にくくなります。窓のほうを向いて顔の正面から光を受けると、両頬が同じ明るさになります。暖色の電球だけで撮ると、写真全体が黄色っぽくなり、色の偏りとして見られることがあるので避けましょう。
家のどこで撮ってもむらが消えないなら、窓の近くのカーテンを開けて、日が直接入らない時間帯を選ぶと、柔らかい光になります。
スマホで撮る手順
スマホの高さは目の位置に合わせます。机に本を重ねて置けば、三脚がなくても動きません。
「2. 写真を入れる」の欄にある「カメラですぐ撮る」は、位置や光が整うまでシャッターを切らないので、初めてでも失敗しにくい方法です。撮り済みのJPGやPNGがあれば、そのまま追加して使えます。
座ったら背中を立て、肩の高さをそろえ、レンズだけを見つめます。あごは床と平行、口は軽く閉じます。続けて撮るうちに緊張がほぐれるため、三、四枚撮った中から表情が自然な一枚を選びましょう。
服、眼鏡、髪の扱い
背景が白なので、白い服は避けます。紺やグレーなど、濃いめか中間の色なら肩の輪郭が見やすくなります。光る装飾品は、顔に反射を返すので外しておきます。
眼鏡について、このサイトのインドの電子ビザの規格には、眼鏡の決まりが入っていません。そのため、判断は申請先の案内に従ってください。外して撮る場合は、鼻あての赤い跡が残っていないかを見ます。かけたまま撮る場合は、フレームが目にかからず、レンズに窓や照明が映っていないかを確かめましょう。
髪は目と眉にかからないようにし、顔全体が見えるようにします。
用途を選び、チェック結果を読む
「1. 用途を選ぶ」で「国」にインドを選び、「用途とサイズ」で電子ビザを選びます。「規格と注意事項を見る」を一度開き、上の数字が出ているか見比べてください。
写真を取り込むと、「チェック結果」に判定が出ます。「撮り直しが必要な点があります」に載るのは、ピンぼけや眉にかかった髪など、後から直せない問題です。明るさや背景の軽いむらは自動で補正済みです。
微調整は加工ではなく位置合わせ
正方形の中で顔が小さすぎる、または中心からずれているなら、「微調整」を開きます。「顔の大きさ(許容範囲内)」で25〜35mmに収め、位置を動かしてください。明るさの調整は控えめにします。
「顔・髪・服を整える」の設定は、「元のまま」から動かしません。加工なしが条件の写真なので、肌をなめらかにしたり服の色を変えたりすると、かえって不利になります。入国の場面で本人と分かる素顔のほうが安心です。
保存したファイルを提出前に確かめる
「ファイルを保存」を押すと、正方形のJPG(1000×1000px)が書き出されます。容量が10〜300KBに入るまで画質を少しずつ落とし、上限に収まる範囲でできるだけ高画質を保ちます。「印刷用を保存」の出番はありません。
アップロードの前に、保存したファイルのプロパティを開いて、画素数が1000×1000か、容量が10〜300KBか、形式がJPGかを確かめます。拡大して、髪や肩の縁が白い背景からきれいに分かれているかも見てください。フォームが途中で切れたときに備えて、ファイルは分かりやすい名前で残しておきましょう。
アップロードで失敗したり、差し戻されたりする原因
ファイルそのものの問題は、アップロードの瞬間に出ます。写真の中身の問題は、あとから見られたときに分かることがあります。受け付けるかどうかは申請先が決めるので、提出前に最新の案内を読んでください。
- 容量が300KBを超える、または10KB未満
- 正方形でない、または1000×1000pxでない
- 顔が25〜35mmの範囲より大きい、または小さい
- 背景が灰色やクリーム色、あるいは模様や影がある
- 暖色の電球などによる色の偏り
- フィルターや肌の補正、背景の差し替え
よくある質問
インドの電子ビザの写真は印刷が必要ですか?
いいえ。オンラインで上げるファイルだけです。「ファイルを保存」を押し、印刷用のシートは使わなくて構いません。
どのようなファイルにすればよいですか?
1000×1000pxの正方形のJPGで、容量は10〜300KBです。保存のときに、この範囲に収まるよう画質が調整されます。
スマホで撮った写真で足りますか?
最近のスマホなら十分です。昼間の自然光のもと、白い壁を背にして目の高さで構え、撮ったあとに「チェック結果」を見ます。
眼鏡をかけて撮ってもよいですか?
このサイトの規格には眼鏡の決まりが入っていないため、申請先の最新の案内に従ってください。どちらの場合も、反射は避けます。
この写真は受け付けてもらえますか?
それは申請先しだいです。公開されている大きさ・顔の範囲・背景の条件に合わせて整え、問題点も知らせますが、通ると断言することはできません。
写真はサイトにアップロードされますか?
アップロードされません。写真は端末の中、つまりブラウザ上だけで加工されます。サイトから読み込まれるのは、処理用のコードとモデルです。