証明写真をスマホで無料で作る:撮影から保存までの全手順
証明写真をスマホで無料で用意したいとき、まず知りたいのは「自分で撮った写真が本当に通るのか」でしょう。この記事では、ブラウザ上のメーカーで何ができて何ができないのかを先に示し、撮影前の準備、仕上がりの確かめ方、ファイルと印刷の使い分けまでを順に説明します。
証明写真をスマホで無料で作れるのは、どんな書類か
このメーカーは、国と書類を選ぶと、その規格に合わせて顔の大きさと位置を整えてくれます。日本向けでは、パスポートとマイナンバーカードが35×45mm、履歴書が30×40mm、運転免許証が24×30mmです。ほかに、韓国、アメリカ、イギリスなど海外の書類にも対応しています。
ただし、どの書類でも自宅で完結するわけではありません。ドイツのパスポートと身分証、フランスの身分証とパスポート、カナダのパスポート、ポルトガルの市民カードのように、窓口や認定された写真館で撮ることが決まっている書類もあります。該当する書類を選ぶと、ツールがその旨を画面に表示します。
撮る前に用意するもの
特別な機材は要りません。スマホ、明るい無地の壁、窓のそばの自然光があれば足ります。壁から1mほど離れて立つと、背中側に影が落ちにくくなります。アプリのインストールも、会員登録も要りません。ブラウザでページを開くだけで使えます。
初めて使うときは、顔や人物を見つけるためのAIモデルのデータを読み込みます。モバイル回線の通信量が気になる場合は、無線LANにつないでから始めると安心です。読み込んだあとの処理は、お使いの端末の中で行われ、撮った写真が外へ送られることはありません。
- スマホ(内側カメラでも外側カメラでも可)
- 白や明るい色の無地の壁
- 窓からの光、または顔の正面から当たる照明
- 髪を整え、前髪が目や眉にかからない状態
作業の流れは4つだけ
最初に「国」と「用途とサイズ」を決めます。次に、手持ちの写真を入れるか、「カメラですぐ撮る」で撮影します。画面に出る「チェック結果」を読み、必要なら「微調整」で顔の大きさや位置を動かして、最後にファイルか印刷用シートで保存します。
順番で迷いやすいのは、撮影より先に書類を選ぶ点です。書類によって顔の長さや背景の色が違うため、先に決めておくと、ツールがその基準で写真を整えます。後から書類を変えても作り直せますが、背景色が変わることがあるので、保存前に確認してください。
顔の大きさと背景は、規格に合わせて自動で整う
日本のパスポートとマイナンバーカードでは、髪を含めた頭の長さが32〜36mm、頭の上の余白が2〜6mm、背景は無地の白です。履歴書は頭の長さが24〜28mmで、背景は白、薄い水色、薄いグレーから選べます。ツールはこの範囲に収まるよう、大きさと位置を計算します。
背景は、書類で認められている色にそろえられます。元の背景を生かして明るさだけ均一にすることもできます。ただし、影が強く落ちた壁や模様のある背景は、補正しきれないことがあります。その場合は撮り直しの案内が出るので、壁を変えるか、照明の向きを変えて撮り直してください。
仕上がりを自分の目で確かめるポイント
自動のチェックは頼りになりますが、最後は自分の目でも見てください。まず、頭の上に余白があるか、肩が両方入っているか。次に、顔が正面を向き、口が閉じ、両目が開いているか。眼鏡のレンズに光が映っていないかも見ます。
日本の書類で特に気をつけたいのは左右反転です。内側カメラの写真は鏡像で保存されることがあり、日本の公的書類では受け付けられません。分け目やほくろの位置が実物と同じ側にあるかを確かめてください。このメーカーのカメラで撮れば、保存される写真は反転しません。
ファイルで出すか、紙で出すか
オンラインで提出する場合は「ファイルを保存」を選びます。JPGで保存され、申請フォームの条件があるときはピクセル数と容量が合わせられます。紙で提出する場合は「印刷用を保存」を選び、「4×6インチ」「10×15cm」「L判 89×127mm」のいずれかの用紙サイズを指定します。
印刷用シートには、同じ写真が切り取り線つきで並びます。写真店やネットプリントの注文時は、拡大縮小なしの等倍で出力してください。家庭用プリンターで出すときは、「用紙に合わせる」をオフにします。印刷後は、定規で縦横を測っておくと安心です。
このツールにできないこと、窓口の判断が優先されること
新しい顔を作ったり、目や輪郭を整形したりする機能はありません。AIが行うのは、人物の切り抜き、顔の位置の検出、明るさや色かぶりの補正までです。パスポート、マイナンバーカード、運転免許証では、加工や合成をした写真が認められないため、「顔・髪・服を整える」は「元のまま」にしてください。
規格は改訂されることがあります。このツールの数値は確認した時点のものなので、申請の前に、書類を発行する窓口や公式ページの案内も見ておきましょう。写真が受理されるかどうかを最終的に決めるのは、いつも発行元の窓口です。
よくある質問
証明写真をスマホで無料で作ると、ウォーターマークは入りますか?
入りません。登録も回数の制限もなく、保存した写真にロゴや文字が重なることもありません。費用がかかるのは、プリントを店に注文するときの代金だけです。
証明写真を自分で撮るとき、いちばん多い失敗は何ですか?
顔に影が出ること、スマホを近づけすぎて鼻や額が大きく写ること、頭の上の余白が足りないことが目立ちます。壁から離れて窓のほうを向き、腕を伸ばして目の高さで撮ると、これらは減らせます。
証明写真のアプリを入れずに使えますか?
使えます。ブラウザだけで動くので、インストールは不要です。スマホでもパソコンでも同じ手順で、JPG、PNG、WebP、HEICの写真を入れられます。
撮った写真はどこかに送られますか?
送られません。処理はお使いの端末のブラウザ内で行われます。サイトから取得するのはAIモデルのデータと画面表示のプログラムで、あなたの写真は端末の外に出ません。
自宅で作った写真が窓口で断られることはありますか?
あります。規格を満たしていても、光の映り込みやピンぼけなど、窓口の目で見て不適切と判断されれば撮り直しになります。申請前に、規格カードの条件と照らして見直してください。